健康で安心、そして楽しく暮らすための
住まいづくり

  • 自宅リノベ
  • ゾーン断熱
  • 動画あり
  • 家づくりストーリー
DATA
  • ■築年数 : 40年
  • ■延床面積 : 121.73㎡
  • ■構 造 : 木造平屋

家づくりストーリー

この先も安心・安全に暮らすため 耐震と断熱の性能を高めたい

40数年前に建てた家を何度かリフォームしながら、ここで暮らしてきたNさん夫婦。その時代時代の新しい技術を取り入れながら「快適さ」には人一倍こだわってきたつもりだった。しかも、2005年の福岡西方沖地震以来、国内で地震が相次ぎ、Nさんは自宅の耐震構造に不安を覚えるようになっていたという。「床下の湿気対策のため、基礎の嵩上げ工事をしているし、昔の耐震基準と今の基準は違う。我が家の構造は果たして安全か」。気がかりは構造だけではない。「断熱性能」もかつての日本の標準的な仕様と、現在とでは大きく異なる。昭和の頃に建てた家には屋根裏にも床下にも断熱材など入ってはいないため「寝室で寝ていると、天井裏から冬は冷気を、夏は熱気を感じていました。この先も健康に過ごすためにも住環境は大事。ずっと快適に過ごせるように断熱をしっかりしたいと考えました。もともと懇意していた地元の大工さんもいたのですが、今回は耐震工事の実績もあって、トータルで対応してくれるエコワークスに依頼しました」。

さらに、今回は住まいのデザインも大胆に見直すことにした。「エコワークスさんから最初にいただいた提案をみて、『間取りは動かせる』というのを知ったからです。リノベーションしたお宅の見学会にも参加して、建築家のプランも見せてもらって発想が広がりました」。1階の3室は壁をなくして1つの空間に仕立て直し、LDKと寝室を回遊できる間取りに変更。断熱材を入れ、窓サッシの断熱性能も上がったことで、洗面・バス・トイレなどの水回りスペースも含めた約40畳の冷暖房をエアコン一台でまかなえるようになった。

住まいのかたちを変えれば
人生はもっと豊かになる

耐震補強と断熱性能により、安全と快適を手に入れ、冬のヒートショックや夏の熱中症の心配からも解放された。自然素材をふんだんに取り入れた空間には、新しいだけでなく、どこか懐かしさを感じさせる趣もある。これまで家の奥で壁に向かって家事をしていた奥さまも「庭を眺めながらキッチンに立てるようになったのがうれしい」と笑顔を見せる。収納の場所とサイズを見直し、造作でトータルコーディネートしたことも、住まいを片付けやすく美しく整えることにつながった。「持ち物が多かったのですが、これを機にかなり整理できたのもよかった。歳を重ねると、コンパクトに住むのが難しくなりますが、思い切ってやってよかったです」。


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